森の精油所 | 純京都産の天然エッセンシャルオイル・フローラルウォーター

春の訪れとともに、ヒノキのチップから土筆が顔を出しました

私たち森の精油所では、ヒノキやクロモジなどの植物を蒸留した後に残るチップを、捨てることなく再活用しています。そのひとつが、ぶどう園の土壌改良材としての利用です。

冬の間に撒いておいたヒノキのチップ。そのチップが春の陽気に包まれる頃、なんとそこから“土筆(つくし)”がにょきにょきと生えてきました。まるで自然が季節の変わり目を知らせてくれているかのようです。

再利用されたヒノキのチップは、土にゆっくりと馴染み、微生物の活動を促しながら、ぶどうの木々にとって優しい環境を育んでくれています。そして、そんなチップの間から芽吹く土筆の姿は、自然との共生を感じさせる小さな奇跡。

いよいよ、今年のぶどう作りも本格始動の季節がやってきました。

今年も自然の恵みに感謝しながら、丁寧に、そして持続可能な方法でぶどうを育てていきます。