
2026年9月4日付の京都新聞に、森の精油所(株式会社アルヴェアーレ)の取り組みを掲載していただきました。
記事では「廃棄材を暮らしに循環」という見出しのもと、京都産の植物を使った精油づくりや、廃棄される素材に新たな価値を加える取り組みについて紹介されています。
「もったいない」から始まった精油づくり
森の精油所では、木材として活用されにくいヒノキなどの間伐材を、薪の高火力と山の沢水を使って蒸留しています。
間伐材をただ処分するのではなく、その中に含まれる香りを精油として取り出し、毎日の暮らしに役立つものへと生まれ変わらせています。
また、生搾りオレンジジュース自動販売機から出る果皮を活用し、オレンジ精油や石けん、ボディークリームなどの商品開発にも取り組んできました。
こうした活動の始まりにあったのは、「そのまま捨ててしまうのは、もったいない」という素朴な思いです。
森から香りへ、香りから農へ
精油を採った後には、ヒノキの木片やオレンジの果皮が残ります。
森の精油所では、それらもそこで終わりにせず、隣接するぶどう園「森の農場」で生かす方法を試しています。
森から香りへ。
香りから、もう一度農へ。
最初から大きな循環の仕組みを目指していたわけではありません。目の前にあるものを捨てずに生かす方法を一つひとつ考え、試行錯誤を続ける中で、森の精油所と森の農場をつなぐ循環が少しずつ形になってきました。
京都の森の恵みを暮らしの中へ
今回の記事では、精油の製造方法のほか、ヒノキやクロモジをはじめとする京都産植物の香り、丹波の森や由良川の情景をイメージした商品についても取り上げていただきました。
私たちが日々続けてきた取り組みを、このような形で多くの方に知っていただけることを大変うれしく思います。
取材してくださった京都新聞様、そして、いつも森の精油所と森の農場を応援してくださる皆様に、心より御礼申し上げます。
これからも「もったいない」という気持ちを大切にしながら、京都の森や植物が持つ恵みを香りへと変え、皆様の暮らしへお届けしてまいります。
